私が今日した事、考えた事。

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「軌道閉鎖の恐怖」①

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【ゆっくり宇宙ハンター】より

 

【総編集】寝れない夜に聞きたい宇宙の話34選【ゆっくり解説】

 

【宇宙の話7選】

①起動閉鎖の恐怖

大国同士の宇宙戦争によって引き起こされる可能性がある。新たな研究では。対衛星兵器を使った宇宙戦争のシュミュレーションが行われた。先端の軍事技術の全てが衛星を利用しており、対衛星兵器は最も注目に値するテクノロジーの1つだ。

 

通常の生活をしている上では実感は無いかもしれないが、ドローンや無人兵器、ミサイルなどに必要不可欠となる。宇宙軍のミッションも、敵国の衛星を破壊するという重要な役割もあるとされる。

 

現在の戦争は、とにかく衛星を制す必要がある。だが、こうした宇宙空間の軍事利用は、宇宙ゴミの増加をも増やしている。例えば10トンの衛星を1機破壊すると、どれくらいの宇宙ゴミが発生するか分かるか?

 

なんと、10cmを超えるデブリが5000から1万5000個もできるんだ。

「デブリって宇宙ゴミってこと?」

 

そう、宇宙ゴミすなわちスペースデブリは軌道上にある不要な人口物のことだ。

デブリは、破壊された人口衛星の他、ミッション中に放出された部品、運用終了した衛星などがある。

 

現在追跡されているもので、10cm以上の物体は、およそ2万個を超えていると言われている。そして、1mm以上のデブリは1億個にもなるんだ。

 

話を戻すと、10トンの衛星1機で1から10cmのデブリというのは多いと75万個もできるとされる。ちなみにアメリカの衛星は3000個で、中国は500個の衛星を保有している状態となる。

 

「うわぁ、その2国で宇宙戦争が起こったら、ぞっとする結果になりそうだわ。だってお互いに思いっきり衛星を攻撃し合ったら、デブリの量が宇宙から溢れてしまうよね?」

 

シミュレーションの結果、その戦闘によって250個の衛星が破壊されたら大変なことになると分かった。大国間の宇宙戦争はデブリを2700%増やすという計算がたたき出されたぜ。

 

「そんなことになったら宇宙環境がとんでもないことになりそうね」

 

戦争により生み出されたデブリは、地球軌道をも完全に汚染することも判明したんだ。破壊されなかった衛星についても次々と破壊されることになり、よりデブリが増加するからだな。

 

「どうして破壊されなかった衛星まで破壊されてしまうのかしら。まさかデブリによって衛星が破壊されるってことなの?」

 

そうだぜ。生き残った衛星も、新たに打ち上げられた衛星もデブリによって破壊される悪循環が生まれるんだ。すると人類は、宇宙への道を断たれることになる。衛星技術を利用した全てのテクノロジーは、失われてしまうと言っていいだろうな。

 

「衛星の破壊が地球の未来を奪ってしまいかねないのね。宇宙戦争は人類の将来を考えたら、絶体に避けなければいけないようだわ」

 

これが軌道閉鎖の恐怖ってやつだ。宇宙戦争による勝者はいないという結果になりかねない。

 

「人類は戦争そのものを無くす必要がありそうね」

 

戦争を諦めきれなければ、対衛星兵器が引き起こす軌道閉鎖は避けられない可能性がある。自滅か、共存か、人類が真剣に選ぶときがくるのかもな。

 

「きっと、人類は冷静になって共存を選ぶと思うわ。そう信じるしかないわね」