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「銀河系の中心に何百もの謎の構造物を発見」②

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【ゆっくり宇宙ハンター】より

 

【総編集】寝れない夜に聞きたい宇宙の話34選【ゆっくり解説】

 

【宇宙の話7選】

②銀河系の中心に何百もの謎の構造物を発見

銀河系の中心部は、考えていたよりもさらに面白い空間なのかもしれないぜ。

何百もの謎の構造物が発見されたからだ。

 

「謎の構造物って、どんなものが見つかったの?」

 

中心部のブラックホールから縦長の光のフィラメントが飛び出していた。銀河面に沿って並んでおり、銀河の中心方向に向いていたとされる。

 

「その構造物の正体っていったい何なのかしら?」

 

超大質量ブラックホールである、いて座Aスターから流出したガスが周囲のガスと反応した残骸だな。それが起こったのは、数百年前と考えられるぜ。

 

「どうしてブラックホールからガスが出たの?」

 

ブラックホールから吹き出した風の結果か、または銀河の運動による銀河間物質の乱流の可能性がある。これまで発見された垂直のフィラメントとは、全く違い銀河面に沿って垂直に並んでいたんだ。長さは5から10光年ほどの短い数百の構造だった。

 

「どうしてそんな構造になっているのかしら?」

 

全ての物質がブラックホールの事象の地平線を超えるわけではなく、1部はジェットとして放出される。いて座Aスターが比較的最近こうしたジェットを噴出した痕跡と考えられるぜ。

 

「いて座Aスターも活発に動いていたってことね」

 

発見された何百もの謎の構造物は、ブラックホールの活動との関係が見いだされた。興味深いのは、この構造物を詳しく知ることができれば、ブラックホールについてもっと深い知識を得られることだ。

 

「いったいどんなことが新たに分かるの?」

 

ブラックホールの降着円盤の向きやスピンについてより詳しく分かる可能性があるぜ。これまでは、いて座Aスターのスピンについてそれほど知られていないんだ。

 

「巨大過ぎる超大質量ブラックホールを人類が詳しく理解するのは至難の業だものね」

 

いて座Aスターに近づきすぎた物質が、どうなっていくのか理解が深まるかもな。ブラックホールと他の部分の相互作用について多くの学びが示された。

 

「銀河系の中心部の謎が解き明かされていくのが楽しみね」